かぼちゃは、緑黄色野菜の代表的な野菜です。食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で免疫力向上、美容効果、便秘予防などの効果が期待できます。
かぼちゃの旬は、10~12月です。かぼちゃは夏に収穫されますが、2~3ヵ月置くと水分が抜けて甘みが増す性質があります。そのため、秋~冬にかけてが一番おいしい旬の時期になります。
かぼちゃの選び方
かぼちゃを選ぶ際は以下の3点に注目しましょう。
1つめは【皮の色】です。
皮が固くてツヤがあり、オレンジや黄色のまだら模様があるものを選びましょう。かぼちゃは、熟すほど緑の皮の部分が薄くなります。表面に黄色い部分が見えているものは完熟している証です。
2つめは【へたの状態】です。
へたの部分がひびが入っていたり、周りがくぼんで硬く乾燥しているものを選びましょう。かぼちゃは、収穫してから熟成するまで時間がかかる野菜です。へたの状態がしっかりと硬く乾燥しているものは完熟している証です。
3つめは【重さ】です。
ずっしり重いものを選びましょう。身が詰まっている証です。
また、切り分けられて中身の部分が見える状態で売られている場合は、以下の2点にも注目しましょう。
1つめは【種】です。
種は大きく厚みがあって、ぎっしり詰まっているものを選びましょう。
2つめは【身の状態】です。
身の部分は、鮮やかなオレンジ色で皮と身の境目がはっきりしているものを選びましょう。
かぼちゃの基本調理方法
かぼちゃの最大の難点は、硬さではないでしょうか?切り方を誤ると、包丁が抜けなくなり大変危険です。
かぼちゃを切る際は、最も硬いへたの部分は必ず避けるように切りましょう。また、包丁を入れる際は、平らな場所にカボチャを置き、ヘタを避けた中央部分に刃をあてて、包丁全体に均一に力をかけるように切ります。
刃先だけや手元だけに力を入れると、包丁が抜けなくなるため注意しましょう。
かぼちゃの種とワタは包丁やスプーンで取り除きましょう。
また、1/4ほどに切り分けられたら、ラップに包み、電子レンジで2~3分ほど加熱しましょう。加熱したのち粗熱を取ることで、柔らかくなり切り分けやすくなります。
かぼちゃの保存方法
かぼちゃは熟すまでに時間を要する一方で、切ってしまうと傷みやすい性質があります。特に、種とワタが残っていると早く傷みます。すぐに調理をしない場合は、冷凍保存をしましょう。
冷蔵保存する際は、必ず種とワタを取ってから水分を拭き取って、冷蔵保存しましょう。購入後、4日以内に調理して食べましょう。
冷凍保存する際は、種とワタを取り除き、調理しやすいように切り分けて小分けにラップで包み冷凍保存容器に入れて保存しましょう。調理する際は、解凍せずに冷凍したまま使用できます。
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