きゅうりは、「最もローカロリーな果実」としてギネス記録を持つ野菜です。ローカロリーな性質とは裏腹に、カリウム、ビタミンC、ビタミンKを含み、美容や整腸効果、むくみ予防に効果的です。
日本のきゅうりの多くは、ビニールハウスで栽培されているため一年通して食べられます。旬は7月~11月です。夏場以外はほぼ栽培施設で生産されています。
きゅうりの選び方
きゅうりを選ぶ際は以下の3点に注目しましょう。
1つめは【太さ】です。
全体の太さができるだけ均一なものを選びましょう。
2つめは【いぼや両端の硬さ】です。
いぼがある品種はごつごつ硬く尖っているものを選びましょう。きゅうりの両端も硬さのあるものを選びます。きゅりは鮮度が落ちると両端に水がたまり膨らんで柔らかくなったり、しおれてきます。
3つめは【へたや全体の色】です。
実やへたの部分がハリがあり、濃い緑色のものを選びます。変色しているものは避けましょう。
きゅうりの基本調理方法
きゅうりは丸ごと食べられる野菜です。
一方で独特の青臭さを持っている野菜でもあります。
青臭さが苦手なひとは、板ずりをしてみましょう。きゅうりに塩を振り、まな板等の上でずりずりと転がします。表面のいぼが滑らかになり、青臭さが軽減するとともに食感が良くなります。
また、へたの周辺や皮は特に苦みが強いため、へたを切り落とす、皮をむく等の下処理も有効です。
また下処理の仕方で食感を変えられる野菜です。
パリッとした食感を活かしたいときは冷水に浸しましょう。実がしんなりせずに食感が良くなります。
一方で柔らかくしたいときは塩をふって10分ほど置きましょう。
きゅうりの水分を外に出し、しんなりした食感になります。
調理前に水気をよく絞って使いましょう。
きゅうりの保存方法
きゅうりは、10~13度が最適保存環境です。
表面が傷みやすいため、水気をふきとってキッチンペーパーで包み、へたを上にして立てて保存しましょう。最大で2週間ほど保存できます。
冷凍保存する際は、流水で洗ってよく拭いたうえで、切らずに丸ごと保存します。
一本ずつラップで包み冷凍保存袋にいれて冷凍しましょう。
調理する際は、流水で解凍します。半解凍ぐらいで調理しましょう。
水気が多いため、切った後に水分をよく絞って使いましょう。
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