じゃがいもは、栄養価が豊富で免疫機能を促進させる効果があります。また食物繊維も豊富なため、腸内環境を整える効果も期待できます。
じゃがいもは、春と秋に旬があります。5~6月は、「新じゃが」と呼ばれ皮が薄いです。10~11月は、皮が厚めで長期保存ができます。収穫してからも味をほとんど変えずに保存することが可能なため、1 年中食べられます。
じゃがいもの選び方
じゃがいもは、約2000種類もの品種があり、品種によって特徴が異なります。そのため、料理に適した品種を選ぶ必要があります。ここでは日本の一般家庭でよく使われる品種をいくつか記載します。
じゃがいもの種類 | 特徴 | おすすめの料理 |
---|---|---|
男爵 | ほくほくした食感が特徴で、加熱しつぶして使う料理におすすめです。日本で一番栽培されている定番の品種です。 | ポテトサラダ、コロッケ、粉ふきいも、マッシュポテト |
メークイン | 縦長でしっとりした食感が特徴です。煮崩れしにくいため、煮込み料理におすすめです。男爵の次に多く生産されています。 | 肉じゃが、カレー、シチュー、グラタン、 |
新じゃがいも | 春に出る品種で、通常よりも早く収穫したじゃがいもです。加熱調理中に形がくずれにくいため、炒め物におすすめです。 また、皮が薄くやわらかいため、皮つきのまま調理ができます。 |
じゃがいもを選ぶ際は、皮が薄く表面が滑らかで硬さのあるものを選びましょう。芽が出ているものは、味・栄養価・鮮度共に落ちているため避けましょう。一方で、芽が出る直前のものは、でんぷんの糖化作用が進み甘みが増すと言われています。
じゃがいもの基本調理方法
じゃがいもは、たわし等でこすり洗いをすることで、表面の泥等を落とすことができます。
新じゃがいもなど鮮度が高く皮が薄いものは、皮を剥かずに調理が可能です。皮を剥く際は、ピーラーや包丁で皮を剥きましょう。
芽は毒素を持っているため必ず取り除きましょう。
じゃがいもの保存方法
じゃがいもは、かごやザルに入れて風通しの良い涼しいところで保存します。またじゃがいもは、光に当たることで有害物質を生成します。これは、芽に含まれている毒素でもあります。そのため、光に必要以上に長い時間当てないようにしましょう。
冷凍保存する際は、できるだけ過熱してから冷凍しましょう。1ヵ月程保存することが可能です。
じゃがいもは、冷凍すると食感が劣化しやすい食材です。解凍する際に含まれている水分が流出するためです。予め過熱してから冷凍することで食感が劣化しにくくなります。
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