【初心者向け】オクラの料理＆保存方法

　オクラは、ビタミン・ミネラルを豊富に含むほか、葉酸やカルシウム、マグネシウムなど細胞の生成や内臓の動きを助ける栄養素を豊富に含んでいる野菜です。食物繊維も豊富なため整腸作用も期待できます。

オクラの旬は、夏場の6〜9月です。日本ではハウス栽培されているため、季節問わず食べられる野菜でもあります。

オクラの選び方

オクラを選ぶ際は以下の３点に注目しましょう。

１つめは【色】です。
全体が鮮やかな緑色のものを選びましょう。また、ヘタの部分がみずみずしく、黒く変色していないものが新鮮です。

２つめは【表面】です。
表面に生えているうぶ毛が、密集しているものを選びましょう。鮮度が高いものほど、うぶ毛が目立って見えます。

3つめは【大きさ】です。
サイズが大きすぎないものを選びましょう。オクラは育ちすぎると味が落ちるため、育ちすぎていないものを選びます。

オクラの下処理では、よく洗って、まずはうぶ毛を取り除きます。

購入時にネットに入っている場合は、ネットに入れたまま塩を振って、手で挟んですり合わせるようにしてうぶ毛を取ります。他にもまな板に置いて転がす板ずりという方法もあります。
ここで塩を振ることで、下味にもなります。

うぶ毛がしっかり取れたら、ヘタと、ヘタの周りの角の硬い部分であるガクを取り除きましょう。若いオクラはガクが柔らかいため取り除かなくても大丈夫です。

沸騰したお湯に入れて1分ほどサッと茹でて、氷水に取り出したのちざるにあげて冷ましましょう。

オクラは寒さと乾燥に弱い野菜です。

冷蔵保存する際は、キッチンペーパーに包み、密封できる保存袋に入れて保存します。

冷凍保存する際は、下処理をしたのち冷凍用保存袋に入れて冷凍します。生のままでも冷凍できますが、調理しやすさを考えると下処理をしてからの冷凍をお勧めします。約1ヵ月保存できます。