キャベツは、食物繊維やビタミンCを豊富に含む野菜です。美容は勿論、健康面でも効果が期待できる野菜です。
キャベツの旬は年に3回あります。春キャベツは3~5月頃。夏キャベツは7~10月頃。冬キャベツは11~3月頃が旬と言われています。
キャベツの選び方
キャベツを選ぶ際は以下の3点に注目しましょう。
1つめは【葉の密度】です。
葉がしっかりと詰まっていて、重さのあるキャベツの方が葉の部分が多いため、食べる部分も多くなります。また芯が全体の3分の2ほどの高さのものを選びます。芯の周りは葉が硬いため、芯が大きすぎるものは使いずらいです。
2つめは【切り口の色】です。
切り口がみずみずしく、黒くなっていないものが鮮度が高いです。切り口が黒ずんでいるものは鮮度が落ちているので避けましょう。
3つめは【全体の色】です。
全体の色がより濃い緑色のものが鮮度が高いです。
キャベツの基本調理方法
キャベツは余さず全て使い切ることができる野菜です。また、部位によって硬さや味が変わるため、調理方法を使い分けることで美味しく食べることができます。
<キャベツの解体方法>
①外側の葉2~3枚を芯の方から手で剥がします。
②芯の周りに包丁を刺し込み、芯をくり抜きます。
③残りの葉を順番に手で剥がします。
④サラダにする場合は5分程水にさらすことでアク抜きができる。
外側の葉はアクが強い部分ですが、葉脈の間を繊維に沿って切ることでアクが出にくくなります。炒め物におすすめです。
内側の葉は柔らかく癖も少ない部分。芯に近い程甘みが増すため、幅広い料理で活躍する。炒め物はもちろんのこと、ゆで野菜やサラダ等にもおすすめです。
芯は硬いので、薄く切って調理しましょう。コクがあるため、汁ものの具材に使っても美味しい。
キャベツの保存方法
キャベツは、丸ごと保存する際は芯をくりぬき、濡らしたペーパータオルを芯の部分に詰めて、ポリ袋に入れて野菜室で保存します。ペーパータオルは2~3日で交換し、1週間程度で使い切りましょう。
冷凍保存する際は、調理をしやすい大きさにカットをし、水分はしっかり拭き取ってから保存袋に入れて冷凍しましょう。1ヵ月程保存することが可能です。
冷凍キャベツは、加熱調理する場合は凍ったまま使い、生で使う場合は冷蔵庫で解凍してから使いましょう。
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