【初心者向け】バナナの料理&保存方法

くだもの

 バナナは、ビタミンB群を多く含み、美容や整腸効果、血液中コレステロール濃度抑制に効果的です。エネルギー代謝が早い食べ物でもあります。一方でカリウムを多く含むため過剰摂取は禁物です。

日本のバナナの多くは、輸入品のため一年通して食べられます。日本産のバナナは、5月下旬~10月の間で収穫され、旬は7~9月です。

バナナの選び方

バナナを選ぶ際は以下の4点に注目しましょう。

1つめは【先端の太さ】です。
バナナの先端が太いものを選びましょう。太い方がより濃厚で甘さがあると言われています。
一方で薄味のあっさりした味を好む方は細いものを選びましょう。

2つめは房の切り口です。
房の切り口が左右どちらにもあるものを選びましょう。バナナは大きい房の真ん中に位置する方が濃厚だと言われています。

3つめは【色】です。
付け根と先端が緑色のものを選びます。完熟前なのでより長持ちします。
一方で、バナナは完熟するとシュガースポットという黒い斑点が出ます。完熟度合いの指標にしましょう。※シュガースポットが出ない品種もあります。

バナナの基本調理方法

バナナは皮をむいて身を食べることが一般的です。

一方でバナナの皮には栄養が豊富に含まれており、免疫力向上や活性酸素除去効果が期待できます。

バナナの皮を食べる際は国産の無農薬のものを選びましょう。
皮が硬くて食べずらい場合は、スムージーにしたり、加熱することで食べやすくなります。

バナナの保存方法

バナナは、エチレンガスという果実を熟すように促す効果のあるガスを発生させます。そのため房のまま保管すると熟すのを速めてしまいます。また、バナナは熱帯地域の果実なので寒さや気温・湿度の変化に弱い特徴もあります。

保存するときは15~20度ぐらいの室温で、房を1本ずつ切り分けて話して保存しましょう。また、バナナスタンドも効果的です。房と障害物の接地面を減らすことで傷みにくくなります。

一方で、近年の日本の夏場は30度越えの室温になることも多々あり、これはバナナが傷みやすい環境です。そんな夏場の時期は、シュガースポットが出てきたタイミングで一本ずつ袋や新聞紙に包んで冷蔵保存しましょう。シュガースポットが出る前に冷蔵庫に保管すると甘くならないため注意しましょう。

また、冷凍保存も可能です。シュガースポットが出てきたタイミングで、皮をむいて(必要時は一口大にカットして)ラップに包んで冷凍保存しましょう。

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