ブロッコリーは、ビタミンやミネラルが豊富で栄養価が高く、また食べ応えもあり、調理方法も豊富な万能野菜です。2026年には国が特に消費量の多い野菜をリストアップした【指定野菜】に追加することが決定しています。
ブロッコリーの旬は11月~3月です。輸入品や国内でも時期をずらして栽培されているので、通年通して食べることができます。
ブロッコリーの選び方
ブロッコリーを選ぶ際は以下の3点に注目しましょう。
1つめは【蕾の状態】です。
蕾がより硬く密集していて、山のように盛り上がっているものを選びます。
2つめは【茎の切り口】です。
切り口がみずみずしく、空洞がないものが鮮度が高いです。切り口が黒ずんでいるものや茎が極端に短くなっているもの(販売経路で再度カットされた可能性があり)は避けましょう。
3つめは【全体の色】です。
ブロッコリーは鮮度が落ちるのが速い野菜です。全体の色がより濃い緑色のものが鮮度が高いです。一方、時間経過とともに色が黄色く変色していくため、色が落ちてきているものは避けましょう。
ブロッコリーの基本調理方法
ブロッコリーは埃や虫がつきやすい形状をしています。一方で形状が崩れやすくゴシゴシ洗えない、水につけ置きしすぎると栄養価が落ちてしまう特徴があります。まずは以下の手順で、ブロッコリーを洗いましょう。
①ブロッコリーの房が十分入る大きさのボウルにたっぷりの水を入れ、お酢大さじ1杯程度を加えます。
②ブロッコリーの房の部分が酢水につかるようにして20分程つけます。
③20分経過したら房を揺らすようにして濯ぎます。
次に、蕾と茎を切り分け、茎は周りの硬い皮を切り落として食べやすい大きさに切ります。
葉の部分は食べられるので一緒に食べやすい大きさに切りましょう。
蕾は小さい房に切り分けます。この際に、房が同じ大きさになるように切り分けると調理がしやすいです。
最後に沸騰したお湯に塩を入れて2~3分程茹でます。茹で上がったら水を切って常温で冷ましましょう。また、電子レンジでの調理も可能です。切ったブロッコリーとスプーン1杯程度の水を耐熱容器に入れ、ラップをして500wで2分程度加熱しましょう。
ブロッコリーの保存方法
ブロッコリーは収穫後も成長し、時間と共に栄養が失われていきます。そのため早めに使うことが大事な野菜です。
冷蔵保存する際は、蕾を上にして立てて保存し、3日程度で使い切りましょう。
冷凍保存する際は、茹でてから保存袋に入れて冷凍保存しましょう。1ヵ月程保存することが可能です。
コメント