菜の花は、ビタミンCや鉄分が豊富で風邪予防や貧血予防効果が期待できます。
菜の花の旬は、2~3月の初春です。桃の節句に合わせて市場に多く流通します。
菜の花の選び方
菜の花を選ぶ際は以下の3点に注目しましょう。
1つめは【つぼみ】です。
蕾が固く密集して、そろっているものを選びましょう。花が咲いてしまうと、味にえぐみが出てきてしまいます。
2つめは【葉と茎】です。
葉や茎が詰まっていてみずみずしく、柔らかくて色が鮮やかなものを選びましょう。
3つめは【切り口】です。
切り口がみずみずしく、軸の中心まで緑色のものを選びましょう。乾燥していたり、中心に空洞ができている場合は鮮度が落ちているため避けましょう。
菜の花の基本調理方法
菜の花は、部位によって硬さが違うため、茹でる際は時間を調整する必要があります。
まず切り口を切り落とし、切り口を水につけて10~15分ほど置きます。
つぎにボウルに水を張り、その中でつぼみや葉を広げながらよく洗います。
つぼみ部分はふり洗いすると良いです。
小さな虫や砂がつきやすいため良く洗いましょう。
たっぷりの湯を沸かしお湯1Lに対し塩小さじ1程入れます。
茎側をお湯に入れ、30秒経過後、つぼみの部分まで入れてさらに30秒茹でます。
茹で上がったら冷水で冷やしましょう。
炒め物にする場合は、茎の太さが均一になるように縦に切る処理をすると火が均一に通ります。
菜の花の保存方法
菜の花は日持ちがしない食材です。そのため、すぐに使わない場合は冷凍保存しましょう。
冷蔵保存する際は、湿らせたキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて冷蔵保存しましょう。
冷凍保存する際は、よく洗って食べやすい大きさに切ってから冷凍用保存袋に入れて保存しましょう。下茹でをしてから冷凍するとおひたしや和え物にそのまま解凍して使えます。
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