しいたけは、低カロリーである一方で食物繊維を豊富に含むため、整腸効果や美容に効果的です。またカルシウムの吸収を助けるビタミンDを含むため、骨粗しょう症予防や免疫力を高める効果も期待できます。
日本のしいたけは、菌床栽培により一年通して食べられます。
しいたけの旬は、3~5月と9~11月です。
春のしいたけは、身が引き締まって旨味があります。秋のしいたけは香りが高い特徴があります。
しいたけの選び方
しいたけを選ぶ際は以下の3点に注目しましょう。
1つめは【かさの状態】です。
かさが肉厚で、開きすぎず縁が丸くなっているものを選びましょう。表面が黒いカビが出ているものは避けましょう。
2つめは【かさの裏側】です。
傘の裏側のひだがはっきりとしていて、白いものを選びましょう。ひだが黄色や茶色のものや、ピンク色になっているもの、ヌメリがあるものは鮮度が落ちているので避けましょう。
3つめは【軸の太さ】です。
軸が短く太いものを選びましょう。
しいたけの基本調理方法
しいたけは、石づきと呼ばれる軸の先端の黒く硬い部分は食べられません。樹皮やおがくずなどが付着するとともに、硬く食感も悪いため切り落としましょう。
軸の部分は一番香りが強い部分です。捨てずに調理します。
しいたけは洗うと風味が落ちてしまいます。汚れが気になる部分をキッチンペーパーで拭きましょう。
また、調理前に傘の裏側を日光に当ててみましょう。ビタミンDが増え、旨味が増すと言われています。
しいたけの保存方法
しいたけは、ペーパータオルで包み、かさの裏側をうえにして冷蔵保存しましょう。
1週間ほど保存が可能です。
冷凍保存する際は、さかと軸を切り分けて、軸の部分はまとめてラップで包み保冷袋に入れて冷凍しましょう。冷凍することで旨味も増すためお勧めです。約1ヵ月保存可能です。
冷凍したしいたけは、常温で半解凍したのちに調理に使いましょう。
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