レタスは、水分を多く含んだ野菜です。また、ビタミン類やミネラル、食物繊維が豊富で、免疫力向上や整腸効果、美容効果が期待できます。
レタスの旬は、春レタスが4~5月。夏レタスが6~9月。冬レタスが11~3月です。
春レタスは、レタスが最もおいしい季節。シャキシャキした食感と旨味のある味わいが特徴です。
夏レタスは、標高の高い地域や気候の涼しい地域で栽培され、小ぶりで味が濃厚です。
冬レタスは、西日本で多く生産され、産地によって特徴が異なるレタスが収穫されます。
レタスの選び方
レタスを選ぶ際は以下の3点に注目しましょう。
1つめは【芯の切り口】です。
芯の切り口が10円玉ぐらいの大きさで白くみずみずしいものを選びましょう。また切り口から白い液体が出ているものは鮮度が高い証です。逆に、乾いてて変色しているものは避けましょう。
2つめは【葉っぱ】です。
葉にハリやツヤがあり、みずみずしい緑色のものを選びましょう。可能であれば、外側の葉を2枚ほどめくって中の葉の状態も確認しましょう。葉がしわしわしているもの、変色しているもの、枯れているものは避けましょう。
3つめは【重さ】です。
レタスは葉がや全体が軽くてふわふわしているものが食感が良くお勧めです。
また、半分に切られているレタスを選ぶ際は、芯がレタス全体の半分くらいの高さのものを選びましょう。
レタスの基本調理方法
レタスは、生でも、ゆでても、焼いても美味しい万能野菜です。
調理時は、葉を小さく契る前に冷水に浸しましょう。1個まるまる使う場合は、丸ごと冷水に浸しても大丈夫です。ちぎる前に冷水に浸すことで、栄養を逃さず葉の食感をよくすることができます。
また、生で食べる際は塩や酢に触れる前に油で和えるひと手間を加えましょう。水分が出ていくことを防ぎ、食感を保つことができます。
レタスの保存方法
レタスは、収穫後も成長する野菜です。そのため何も処理をしないと、成長することにより栄養価や食感が落ちて傷みやすくなります。
冷蔵保存する際は、芯の部分をくりぬく、または、芯の部分に爪楊枝を深めに数本刺して、芯を下にして冷蔵庫で保存します。その際、野菜室は保存環境として温度が高いため避けましょう。
レタスは、水分を多く含む野菜であるため、冷凍保存に不向きな食材です。ただし、急速に冷凍することで冷凍保存が可能です。解凍後は、食感が落ちるため、事前解凍せずに加熱調理する料理に活用しましょう。
冷凍保存する際は、使いやすいサイズにちぎって洗い、水分をしっかりふき取ってから冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いてアルミ等でくるんで急速冷凍しやすい状態にして冷凍保存しましょう。その際、包丁等金属の調理器具は使わない、傷んでいる部分は取り除くようにしましょう。
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