【初心者向け】エリンギの料理＆保存方法

　エリンギは、食物繊維の豊富なきのこ類です。また、ビタミン類やミネラルも豊富で、免疫力向上や整腸効果が期待できます。

エリンギの旬は10～12月です。ただし、日本では人工栽培されているものが多いため、1年中食べられます。

エリンギの選び方

エリンギを選ぶ際は以下の３点に注目しましょう。

１つめは【傘の色】です。
傘の色は薄めの茶色のものを選びましょう。色が赤や黄色に変色しているものや、ヌメリなどがあるものは傷んでいるため避けましょう。

２つめは【軸】です。
軸は、白くて太くてハリがあるものを選びましょう。ハリがないものは鮮度が落ちているので避けましょう。

3つめは【傘の形】です。
傘は縁が内側に丸まっているものを選びましょう。傘が外に開いているものや広がりすぎているものは、育ちすぎていて味が落ちている可能性があるため避けましょう。

エリンギは切り方によって食感が変わる食べ物です。

繊維に沿って切ると弾力のある食感を楽しめます。

繊維を断つように切ると、柔らかくなりホタテのような食感を楽しめます。

エリンギは洗わず、汚れをペーパータオルでふき取って使います。

石づきは硬いため、根元の線の少し上から切り落として使いましょう。

エリンギは水分に弱く傷みやすい食材です。翌日までに使う場合以外は冷凍保存がおすすめです。

冷蔵保存する際は、キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存します。水分があると傷みやすいため、購入時のパックに入れたまま保存するのは避けましょう。

冷凍保存する際は、使いやすいサイズに切り分けて、水分をしっかりふき取ってから冷凍用保存袋に入れ冷凍保存しましょう。エリンギは、解凍すると水分が逃げてしまい食感が悪くなります。調理する際は解凍せずにそのまま炒め物や煮物等に使用しましょう。