家庭料理の定番!カレーをスパイスから手作りする作り方です。インドのカレーは広大なインドの敷地の各地方や家庭によって、使われるスパイスや分量、調理手順が変わります。
今回は料理の初心者でも作れるように、基本的な材料&作り方を簡潔かつ簡単にまとめてみました。
慣れてきたら様々なレシピを取り入れて独自の分量を見つけてみてください。
基本のカレーの材料
【4人前】
- 鶏もも肉 … 400g
- 玉ねぎ … 1個
- じゃがいも … 2~3個 ※なくても可
- バター … 10g
- 油 … 大さじ1
- トマト缶 … 200g
- カシューナッツ … 40g
- 牛乳 … 150ml
- 水 … 150ml
- A:クミンパウダー … 小さじ2 ※なくても可
- A:コリアンダーパウダー … 小さじ2
- A:ターメリックパウダー … 小さじ1
- A:チリパウダー … 小さじ1/4~1 ※お好みで
- パクチー … 5g ※なくても可
- 青唐辛子 … 2本 ※なくても可
- ガラムマサラ … 小さじ1/2 ※なくても可
- 塩 … 小さじ1
- 生姜 … 1カケ
- にんにく … 1カケ
基本のカレーレシピ
①玉ねぎとパクチーをみじん切りにします。じゃがいもはひと口大に切ります。
鶏もも肉をひと口大に切ります。カシューナッツと牛乳はミキサーで混ぜておきます。
他、調味料を計量しておきます。
にんにくと生姜はすりおろします。青唐辛子は小口切りにします。
②フライパンに油をしいて中火で加熱し、バターを入れて溶かします。
玉ねぎを加えて、カリっときつね色になるまで炒めます。
焦げそうになったら水大さじ1加えます。
③にんにく、トマト缶、生姜を順に加え、中火のまま炒めます。
水分が飛び、ペースト状になるまで炒めます
④弱火にし、調味料Aと塩を加えて練るように炒めます。粉っぽさがなくなるまで炒めましょう。
⑤鶏もも肉とじゃがいもを加え、炒めつつスパイスとなじませます。
水を加え、混ぜて強火にしてひと煮立ちさせます。
⑥煮立ったらパクチーと青唐辛子を入れて、弱火にして蓋をし、10~15分煮込みます。
⑦カシューナッツと牛乳を加えてよく混ぜます。
⑧味見をしつつ塩味が足りない時は、極少量ずつ塩を足します。
⑨ガラムマサラを加え、全体を混ぜます。
粉っぽさがなくなったら火を止めて完成です。
美味しく作るポイント
基本的なスパイスと食材はあらかじめ準備する
カレー作りは、焦げやすい材料を多く使うため、火をつけたらスピード感持って調理を進めていきます。そのため、毎回食材切ったり計量したりする間がありません。
作る前に、すべての食材の下準備と計量は終えてから火をかけましょう。
玉ねぎとスパイスを焦がさないように注意!
玉ねぎやスパイスはカレーの旨味や味のベースになる一方、水分が減ると焦げやすい性質があります。そのため、焦がさないように注意しつつ、焦げそうだったらスプーン1杯分の水を足しつつ火を入れましょう。
スパイスがない場合はカレー粉で代用しよう!
スパイスがそろわない場合は、カレー粉大さじ1~2で代用しましょう。
カレー粉を使うタイミングはスパイスと同様に、少ししっかり目に炒めて火を入れましょう。
スパイスは他にも色々!
今回レシピに入れたパウダー系スパイスの他に、スパイスを乾燥させたホールスパイスというものがあります。パウダー系と比較し、香りづけの意味合いが強いスパイスでカレー作りにもよく使われます。
使う場合は、油をかなり多め(大さじ5前後)に使い、火にかけた後に最初に加えて揚げ焼きにするように炒めて香りを引き出します。焦げないように注意しましょう。
使う調味料は好みで調節する
シンプルに水をベースにしつつ、トマトを加えると酸味が、ヨーグルトを加えるとまろやかさが、ミルクを加えると甘みが加わります。スパイスもクミンパウダーは香り、コリアンダーパウダーは風味、ターメリックパウダーが苦みとコク、チリパウダーは辛みが加わります。また、ガラムマサラは、複数のスパイスが混ざり合っているため、加熱しすぎると風味を損ないますが、味に深みを与えます。
慣れてきたら好みの味を探して調節してみましょう。
生姜とにんにくは煮込む直前に入れても良い!
生姜とにんにくは焦がさないことが大事!入れるタイミングは煮込む前であれば、どのタイミングでも可!他のスパイスとの相性や風味の残り具合をみて、任意のタイミングで入れましょう。
ライスの代わりにナンを添えて!
ライスで食べる他に、ナンを添えても美味しく頂けます。
ナンの作り方は以下の記事のまとめているので参考にしてみてください。
カレーの食材について
食材の選び方や下ごしらえの仕方、保存方法等について以下の記事にまとめています。
買い物をする際などにご活用ください。
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