アップルパイの基本的な作り方です。料理の初心者でも作れるように、材料&作り方を簡潔かつ簡単にまとめてみました。
丸いパイの型がない方は四角いアップルパイのレシピを参照ください。
丸いパイの型がある方は丸いアップルパイのレシピを参照ください。
基本の四角いアップルパイの材料
【四角パイ8個分】
- りんご … 2個
- 砂糖 … 50g
- バター … 20g
- 卵 … 1個
- レモン果汁 … 小さじ2 ※なくても可
- ラム酒 … 大さじ3 ※なくても可
- 強力粉 … 適量 ※打ち粉用、薄力粉でも可
- シナモン … 小さじ1/2 ※お好みで
- 冷凍パイシート(20cm×20cm) … 2枚
基本の四角いアップルパイレシピ
①オーブンを200度で予熱します。
冷凍パイシートは、冷蔵庫で解凍した後に常温に戻します。
②りんごの皮と芯を取り除き、厚さ5㎜~1㎝ほどの小さいイチョウ型に切ります。
③鍋にりんご、砂糖、バター、ラム酒、レモン果汁を入れて中火で熱します。
水分がなくなるまで混ぜながら煮込みます。
④砂糖が溶けて水分がなくなったら火を止め、お好みでシナモンを混ぜてから粗熱を取ります。
⑤まな板に打ち粉をし、パイシートを4等分にし、縦長になるようにそれぞれ半分に切ります。
※大きめのアップルパイを作る時は、最初に2等分にしましょう。
⑥パイ生地の半分はフォークで穴をあけて土台用にし、残り半分は包丁で横方向に3~4つ均等に切れ込みを入れて上に被せる用にします。
⑦天板にクッキングシートをしき、土台用のパイシートを並べて④のりんごを均等にのせます。
⑧土台用パイシートの上に被せる用パイシートを乗せて、端を手で押さえつつフォークを押し付けてくっつけます。
⑨卵を溶いて、⑧の表面に刷毛で塗ります。
⑩200度に予熱したオーブンで15~20分焼いて完成です。
大きめのアップルパイを作る場合は、焼き色がついたら180度に温度を落として、合計30~40分焼きましょう。
基本の丸いアップルパイの材料
【丸形16㎝1個分】
- りんご … 2~3個
- 砂糖 … 60g
- バター … 20g
- 卵 … 1個
- グラハムビスケット … 25g ※なくても可
- レモン果汁 … 小さじ2 ※なくても可
- ラム酒 … 大さじ3 ※なくても可
- 強力粉 … 適量 ※打ち粉用
- シナモン … 小さじ1/2 ※お好みで
- パイシート(150g) … 2枚
▽パイ生地を作る場合の材料
- 薄力粉 … 100g
- 強力粉 … 100g
- バター … 150g
- 水 … 100ml
- 塩 … 3g ※有塩バター使用時は不要
- 酢 … 小さじ1
基本の丸いアップルパイレシピ
①オーブンを200度で予熱します。
冷凍パイシートは、冷蔵庫で解凍した後に常温に戻します。
グラハムビスケットを袋に入れて麺棒等でつぶして粉々に砕きます。
パイ生地を作りたい場合は以下の手順で作ります。
▽パイ生地の作り方
アップルパイを作る前日に工程④まで作っておきましょう。
①バターを1cm角に切り分け、ラップに包んで1時間ほど冷凍庫で冷やします。
水と酢を合わせて、冷蔵庫で冷やしておきます。
薄力粉と強力粉をふるいにかけ、冷蔵庫で冷やしてます。
②ボウルに薄力粉、強力粉、バター、塩を入れ、バターに粉をまぶすように混ぜ合わせます。
バターが大きい時は、製菓用カードで細かくします。
バターが小さくなってきたら、指先でバターと粉を軽くすり潰すようにして混ぜ合わせます。
全体がサラサラとして、バターが米粒大のそぼろ状になったら完了です。
※フードプロセッサーで攪拌しても良いです。バターの粒は残っていて大丈夫です!
③②に冷やしておいた水と酢を加え、ヘラや製菓用カードで混ぜます。
練ったりはせず、バター粒が残っているくらいで良いです。
※フードプロセッサーの場合、1秒ごとの拡販を15回ほど繰り返し、最後にボウルに移して両手ですくうようにふわっと生地を混ぜ合わせます。
④生地に粉気がなくなったら、ラップに包んで冷蔵庫で一晩寝かせます。
ここでも生地に圧力かけたり、触りすぎないよう注意しましょう。
⑤まな板に打ち粉をし、生地を麺棒で1㎝の厚さに伸ばし、3つ折りにしてラップに包んで10分程冷蔵庫で冷やします。これを3回繰り返してパイ生地の完成です。使用するまで冷蔵庫で寝かせておきます。
⑥使用する直前に、パイ生地を半分に分け、それぞれ5㎜くらいの厚さに伸ばしておきましょう。
▽アップルパイの作り方
①りんごの皮と芯を取り除き、厚さ5㎜~1㎝ほどの小さいイチョウ型に切ります。
②鍋にりんご、砂糖、バター、レモン果汁、ラム酒を入れて中火で熱します。
水分がなくなるまで混ぜながら煮込みます。
③砂糖が溶けて水分がなくなったら火を止め、お好みでシナモンを混ぜてから粗熱を取ります。
④パイシート1枚に打ち粉をし、丸型より一回り大きいサイズまで麺棒で伸ばします。
⑤1枚を型に敷きつめ、はみ出た余分な生地を切り落とします。
型に敷きつめた後、10分ほど冷蔵庫で冷やすと生地と型がなじみます。
⑥⑤のパイ生地にフォークで全体的に穴をあけます。
⑦⑥に砕いたグラハムビスケットを敷きつめます。
⑧⑦に③のりんごを全体的に敷きつめます。
⑨もう1枚のパイシートを1.5㎝幅の細長い短冊状(1本長さ18㎝程)にカットします。
※11本分前後用意する
⑩⑧の上に⑨のパイシートを縦と横に交互に乗せて編んでいきます。
⑪はみ出た余分な生地は切り落とし、残りの生地を細長くのばして、パイ生地の周りに張り付けていきます。※水を少しつけると張り付きやすくなります。
⑫フォークで余分な生地を取り除きつつ、生地同士をしっかり押さえてくっつけます。
⑬卵を溶いて、⑫の表面に刷毛で塗ります。
⑨200度に予熱したオーブンで20分焼いて、焼き色がついたら180度に温度を落として、さらに20分焼きましょう。
⑩しっかり焼き色がついたら焼き上がりです。
粗熱が取れたら型から外して完成です。
丸型がない時の丸いアップルパイを作る方法
丸型がない場合は、直径18㎝土台用パイシートと、1㎝幅の細長いパイシート4本(長さ合計約60㎝)、1㎝弱のパーシートで作る三つ編みにしたパイ生地3~4本(長さ合計約60㎝)、1.5㎝幅の細長いパイシート8~11本(1本長さ18㎝程)を作ります。
土台パイシート全体にフォークで穴をあけた後、煮詰めたりんごを生地中央に平たく乗せます。
土台パイシートの外側の淵に卵液を塗り、1.5㎝幅パイシートを縦と横に交互に上に乗せて編んでいきます。土台パイシートからはみ出た部分はカットし、土台シートと短冊シートをフォークで押し付けてくっつけます。
短冊シートの上に卵液を塗り、外周の淵の部分に1㎝幅のパイシートを乗せてフォークで土台シートとくっつけます。1っ㎝幅のパイシートの上にも卵液を塗り、その上に三つ編みシートをぐるりと乗せて、土台シートにフォークで押し付けてくっつけます。
200度に予熱したオーブンで20分焼いて、焼き色がついてきたら180度に温度を落として、さらに20分焼きましょう。こんがり焼き色がついたら完成です。
丸い土台シートの外周の淵に何層にもパイ生地を重ねることで、型の役割を果たしてくれます。
美味しく作るポイント
りんごの水分をしっかり飛ばす!
りんごの水分が残っていると、パイ生地がべちゃついてしまいます。
そのため、水分はしっかり飛ばすように煮詰めましょう。
また水気が気になる場合は、砕いたビスケットを下に敷くことで対応しましょう。
パイ生地を自分で作る時はバターが溶けないように注意!
パイ生地を作る時は、バターが溶けないようにできるだけ触らず、圧をかけずに作ることがポイントです。そのため、作る前にバターは冷凍庫で冷やし、フードプロセッサーがある時はぜひ活用しましょう。
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