おやつ料理の定番!ガトーショコラの基本的な作り方です。家庭でのおやつやバレンタインなどの贈り物にもおすすめです。料理の初心者でも作れるように、材料&作り方を簡潔かつ簡単にまとめてみました。
基本のガトーショコラの材料
【直径15cmホール1個分】
- ミルクチョコレート … 150g(板チョコ3枚分)
- 無塩バター … 100g ※有塩でも可
- 卵 … 2個
- 砂糖 … 70g
- 薄力粉 … 30g ※純ココアを使わない時は35g
- 純ココア … 大さじ2 ※なくても可
- 塩 … ひとつまみ ※なくても可
- 粉砂糖 … お好みで※飾り用
基本のガトーショコラレシピ
①オーブンを170℃で30~35分焼く想定で予熱します。
焼き型には、クッキングシートを敷いておきます。
ステンレスやアルミの型を使う場合は、型の内側にバターを薄く塗り、強力粉を薄くまぶして冷蔵庫で冷やしておきます。
②薄力粉と純ココアを混ぜてふるいにかけます。
③チョコレートを細かく刻みます。
④刻んだチョコレートをボールに入れて湯煎で溶かし、バターを加えて混ぜます。
⑤卵を卵黄と卵白に分け、それぞれ別のボールに入れます。卵白は冷蔵庫で冷やします。
⑥卵黄を入れたボールに砂糖半分(35g)を入れ、ハンドミキサーで2分ほど、白っぽくなるまで混ぜます。湯煎で人肌に温めながら混ぜると、次の工程で混ぜやすくなります。
⑦⑥に④のチョコレートを少しずつ加えて混ぜます。
チョコレートが混ざったら、②をもう一度ふるいにかけながら加えて混ぜ合わせます。
⑧卵白が入ったボールに塩をひとつまみ入れ、ハンドミキサーで泡立てます。白っぽくなってきたら残りの砂糖(35g)を2~3回に分けて加え、角が立つまで混ぜてメレンゲを作ります。
⑨⑦に⑧のメレンゲを1/3ずつ加え、切るように混ぜ合わせます。混ぜすぎには注意しましょう。
⑩焼き型に⑨の生地を流し入れ、オーブンで170℃30~35分焼きます。
焼く前に、2~3センチの高さから型を落として生地の中の空気を抜きましょう。
⑪竹串を生地中央に刺して何もついてこなければ焼き上がりです。
粗熱をとって冷やし、最後にお好みで粉砂糖をふって完成です。
お好みでホイップクリームなどを添えても美味しく召し上がれます。
美味しく作るポイント
メレンゲ用卵白は冷やし、道具に付着している油分・水分は取り除く
メレンゲは水分や油分が入り込むと泡立ちにくくなります。そのため、道具は綺麗に洗って、水分をふき取っておきましょう。
風味のアレンジはパウダーで調整
純ココアを抹茶パウダー等に変えても作ることができます。パウダーを変えることで風味の違ったガトーショコラが出来上がります。
しっとりしたガトーショコラは以下の分量で作る
最初の材料一覧は、チョコレートの分量が多いため濃厚なガトーショコラが出来上がります。
もっと軽くてしっとりめがお好みの方は以下の分量で作ってみてください。
【直径15cmホール1個分】
- ミルクチョコレート … 50g(板チョコ1枚分)
- 無塩バター … 40g ※有塩でも可
- 卵 … 2個
- 砂糖 … 70g
- 生クリーム … 20cc
- 薄力粉 … 15g
- 純ココア … 30g
- 塩 … ひとつまみ ※なくても可
- 粉砂糖 … お好みで※飾り用
板チョコの分量を減らし、ココアパウダーで代用しています。
また、バターの量を減らし、生クリームを加えています。
薄力粉+純ココアは、生地にメレンゲを加える際に一緒に数回に分けて混ぜ合わせます。
生クリームは、調理手順⑦で卵黄とチョコレートを混ぜ合わせた後に加えましょう。
焼き型に粉をふる時は強力粉を使う
生地を焼いた後に、型を外しやすいようにバター+粉でコーティングすることがあります。
この時に使用する粉は強力粉にすることをお勧めします。薄力粉でも代用可能ではありますが、強力粉に比べて粒子が細かく粉同士がくっつき易い薄力粉は、ムラなく型にまぶすのが難しく、焼き上がりが粉っぽくなる原因にもなります。
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