【初心者向け】基本のジャムの作り方レシピ

作り置きレシピ

ジャムの基本的な作り方です。料理の初心者でも作れるように、材料&作り方を簡潔かつ簡単にまとめてみました。

基本のジャムの材料

【1000g分】

  • 好きな果物 … 600g
  • グラニュー糖 … 450~500g
  • レモン果汁 … 大さじ2~3

基本のジャムレシピ

①果物をよく洗い水気を拭き取り、ヘタや種、傷んでいる部分を取り除きます。

②鍋に果物と砂糖の半量を入れて混ぜ合わせ、1時間ほど寝かせます。
 果物は1/3程を軽く潰しておくと良いです。
 時間がある場合は、ラップをして一晩寝かせても良いです。

③果物から果汁が出てきたら鍋を強めの中火で加熱します。

④沸騰してきたら火を弱火にして5分ほど混ぜながら煮込みます。
 アクが出てきたら取り除きます。

⑤果物が柔らかくなり白っぽくツヤが出てきたら残りの砂糖を加えてさらに5分程煮込みます。
 焦げないようによく混ぜ合わせて砂糖を溶かすようにしましょう。

⑥木べら等ですくってとろみが出てきたら火を止めます。
 10~15分ほど放置し、余熱で果物と糖分をなじませます。

⑦小瓶と小瓶の蓋を熱湯に浸し温めておきます。

⑧⑥を再び強火で熱し、沸騰してきたらレモン果汁を加えます。
 全体がとろってしてきたら火を止め、表面に浮いているアクを取り除きます。

⑨⑦の瓶に⑧のジャムを入れ温かいうちに入れます。
 瓶の口についたジャムは拭き取り、蓋を軽く締めて瓶を揺らし、一旦キャップを緩めて空気が抜けた音がしたら蓋を締め直ししましょう。

⑩ジャムの瓶詰めをしたら、瓶ごと熱湯に10分つけて殺菌します。
 つぎに50度ほどのお湯に5分つけて粗熱を取った後、水につけて冷却します。
 急激な温度変化によって瓶が割れないようにするため、段階的に冷ましていきます。

⑪しっかり冷えたら冷蔵庫に入れて1晩寝かせましょう。
 ジャムが固まったら完成です。
 しっかり密閉している場合はかなりの長期保存も可能ですが、初心者の方は冷蔵保存しつつ1か月を目安に使い切るようにしましょう。

美味しく作るポイント

おすすめの果物

ジャムは果物に含まれる酸とペクチンに力によって作られます。

りんご、柑橘類(レモン、オレンジ、グレープフルーツ)、すもも、もも、イチジク、グロゼイユ、クランベリー、フランボワーズなど、ペクチンの多い果物はジャムにとろみがつき易くておすすめです。

ブドウ・梨・柿・桃・ブルーベリー・いちご・スイカなどはペクチンが少ないため、レモン果汁などを加えてペクチンを補いつつジャムを作ります。

長期保存の鍵は砂糖の量

ジャムが長期保存できる要因は、糖度が高いことです。
そのため、砂糖の量をケチらないことが大事になります。

一般的に果物:砂糖=2:1程で2週間ほど冷蔵保存できると言われています。
つまり砂糖の量は、少なくとも果物の量の半分以上を目安にしましょう。

砂糖の量を減らしたい場合は、作ってから1週間以内に使い切るようにしましょう。

またどうしても使い切らない場合は冷凍保存もできるので活用しましょう。

使う鍋やボウルなどは酸で腐敗しないものを使う

ステンレスやアルミ製の酸で腐敗しない道具を使いましょう。
アルミ製のものは避けましょう。

加熱時間を少なくする

加熱時間が長くなるとペクチンが分解され、うまく固まらなくなります。
そのため果汁を有効活用し、他の水分を余分に加えないことで過度な加熱を抑えるようにしましょう。

保存用の小瓶は煮沸する

保存用の小瓶は煮沸するようにしましょう。
雑菌がついていると傷む原因になるため、清潔なものを使いましょう。

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